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日曜日

ピザ旨かった。

折り畳みで小話です。女子沖。
「だから言っただろうが芸能界だなんてうさんくさいって!!」
「んなの土方さんに説教されるまでもなくわかってるし。」

元々モデルだの歌手だのになるつもりはなかったという。「なんで人前で笑顔つくって写真撮られたりしなきゃなんねーの。」という理由。ちなみに沖田は壊滅的に歌がへたなので、実のところ元々歌手という選択肢はないに等しい。

「わかってるんならいいんだ。俺はただ、お前があの坂田とかいうチャラい男にたぶらかされて道を踏み外すんじゃないかって気が気じゃなくて・・・目が覚めてよかった」
「チャラ男の最たる人間が旦那のこと悪く言わねーでください。旦那は誠実で、こっちが勝手に勘違いしてただけだし」
「なんだよ・・・まさか、馬鹿てめー不倫とか略奪とか人として最低だぞ!」
「土方さんじゃあるまいしそこまでズブズブな恋愛脳じゃねーです」
「そうかよかった、って俺は純愛にしか興味ねえよ」
「程度の問題を言ってんですよ年中発情期のフェロ方さん」
「・・・っ」
「返す言葉もないんですねえ」
「誰でもいいってわけじゃねえんだよ。俺はお前と付き合いたいだけだ」
「お断りします」

幼馴染ってだけでコンプリートの対象にされちゃたまらない、のだそうだ。
たしかに俺は今まで、先輩後輩同級生、友達の友達、隣のお姉さんとも付き合った。
しかしその恋愛遍歴の果てにようやく、自分が一番大切に思っている相手は誰なのかって気付いた。
それだけのことなのに、この幼馴染は理解もへったくれもあったもんじゃない。

「もう恋なんてしない」

ぼそりと。
そう呟いた声は福音でもあり、死刑宣告でもあった。
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