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木曜日

このところ乾燥し過ぎじゃないですかね・・・リップクリームの無力なことよ。塗りたくれど塗りたくれど潤うことなし我が唇。どうすりゃいいのよ。ニベ●のこと信じてたのにどうすりゃいいのよ。


ところで師走まっさかりですが冷蔵庫の中身が片付きません。豆腐と卵と牛乳とヨーグルトといういかにも悪くなりそうな食材がハッピーニューイヤーを迎えてしまう気がする。


折り畳みで小話です。
ほらよ、と差し出された甘酒を、「勤務中ですんで」といって断った。

「もう交代だろ」

怪訝な顔してもっともなことをいう土方さんの息が白い。
冬至は過ぎて、これからどんどん日は長くなるというけれど、冷え込みは厳しくなる一方。の模様。

「未成年ですし。」
「は。」
「・・・ってェのはともかく。ちょいと苦手なんで遠慮しときやす」
「嘘言え。お前これ、昔は鍋に齧りついて飲んでたろ。うまいうまいって次々お代りをついで、カパカパ湯飲みを空けるからだるまみたいに真っ赤になって、しまいには姉貴も近藤さんも心配して・・・」
「そんなこともありやしたっけ」
「なんで他人事みたいにいうんだよ」
「だって土方さんのいう昔は、俺には遠すぎるんですもん」

もう忘れた、というと土方さんは「俺は覚えてるよ」といった。

甘いものなんて大してうまくないし、少々のアルコールじゃ酔えやしない。
鼻先を赤く染めた土方さんが、湯気の消えた甘酒をひとり寂しく啜る。
「なんだよ」と恨めしげに睨む土方さんが唇をすぼめる。
かわいげ、というのはこの人のためにあるんじゃないかとたまに思う。
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