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火曜日

正直言うと疲れがたまっている時の通勤電車内での妄想ネタはたいてい銀新なのだが最近はようやく二人の蜜月空間に土沖が割り込んでくるようになってよかったよかった。(とりあえず土方さんは札束で銀新の頬を叩いて問題をなあなあにするようなやつで沖田くんはコマの隅で無表情のままタンバリンを鳴らし飽きた頃そっと土方を置き去りに帰っちゃうようなやつだった)
銀新には90年代の歌がよく似合う。「君色想/い」とか「君がいる/だけで」とか。歌詞というより着実でけして冒険しているわけではない心地よいメロディラインがとっても銀新。

というわけで銀新です。
「もおー銀さんってば起きてくださいよぉー」
「んだよ・・・まだ七時だろーが」
「銀さんってば、今日こそお布団干すって言ってたじゃないですか最近布団が湿気てて寝心地悪いからって」
「睡魔って奴は小悪魔(プチデビル)ちゃんだよねまったく」
「ほら、そうやって布団にもぐらない!かくなるうえは・・・力ずくでお布団むいむいしちゃいますよ~」
「や~め~ろ~よぉ~」
「や~め~ま~せ~ん~」
「てェへんだ旦那ァ!」
「うおう沖田君どうしてここに」
「おひさしぶりです沖田さん」
「朝っぱらから不穏な気配を察知した俺の妖気アンテナに導かれてやってくりゃあやっぱりそうかィ」
「その寝癖風のアホ毛のこと?」
「いや別になにも不穏じゃないですよ強いて言えば不法侵入者が一名」
「シャラップ」
「・・・」
「見回りもそこそこに朝の散歩を楽しんでいた俺の耳に飛び込んできたお二人のキャッキャウフフと乳繰り合う睦み声・・・健全な一日の始まりをオジャンにした罪、許し難ェ」
「人聞きの悪い言い方をするんじゃないプラトニックだよボク達はぁ」
「そうですよ!ち・・・、ちちくる、とか!そういうのじゃないんですからね!もう!」
「あーあーあー?なに?聞こえねえなァもう一回言ってみな」
「そうそう新ちゃんもう一回、なに?なんつった?言ってみホラ銀さんも聞きたいなー」
「っ、・・・もう、ヤダッ!」
「んんんんー?恥ずかしいの?なにが恥ずかしいの?言ってみ?」
「・・・いじわるっ」
「・・・(ドキッ)」
「・・・」

ここで鳴り響く喧しい足音と破壊音。

「総悟はここかー!!」
「総悟君はいません」
「本人がしれっ言う台詞じゃねえだろウソってレベルじゃねえぞアホか!アホの総本山か!」
「たぶん土方さんが探している総悟なんてねェ、世界のどこにもいないんですよ・・・」
「なんだお前は詩とメルヘンに目覚めたか?もっかい寝とく?そしたら現実に目覚めるか?」
「パードゥン?」
「やかましいわ!俺が探しているのはアホで早朝の見回りをばっくれてこのままだと朝礼の点呼にも間に合わないであろうことがほぼ確実なうちの頭足らず常識足らずな一番隊隊長の総悟くんですよぉほら俺が笑ってるうちに帰るぞ?な?」
「土方さんの笑顔ってイソギンチャクに似てやすね」
「(スルー)よし帰るか。・・・邪魔したな」
「いやいやいや、おたくさァ人んちのドア壊しておいてそりゃないんじゃないの詫びのひとつもなしで帰るって?」
「おおうっかりしてたぜ、少なくて悪いがホラよ」


※とりあえず土方は懐に常に札束を忍ばせている。いざというとき刺されても安心。
※万事屋さんはその札束で回らないお寿司を食べにいきました。ハッピー☆エンド。
※オチません。

・・・ていう話なんですが別に私はそれほど貧乏でもないし新ちゃんをヨメ扱いしているわけでもない。ついでに沖田君はカタコト英語をしゃべってくれたら最高に(土方さんが)イラッとくるんじゃないかと思う。
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