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月曜日

ミツバねえちゃんのお誕生日テキスト間に合わない。負けた。もう今週末は出張で不在ですし、更新なぞ来月になりそうな気がします。
そいでもって
例のウイルスが怖くてやみくもに同人サイトを徘徊できない…のをいいことに読書に精を出しています。薄い本もほどよい本も絵が多い本もいろいろと。


ジャンプはべるぜでもぎんたまでもラブコメが始まっていて夏だからかなあと思いました。ツッキー万事屋に加わるんじゃないですかもう…数年後「あっこのころのぎんたまって万事屋が三人の時代のだよーなつかしい」とか言っちゃうんじゃないの。「好物は酢昆布!」「僕はダメガネなんかじゃない!」とか…すみませんねワンピの初期のセリフをパロろうとしたのに中途半端で。


ウイルス対策でジャバ何某を切っちゃってたら読めないんだっけ…
と思いつつも小話です。折り畳みで。
土方さんは黄色いテープの内側に足を踏み入れるなり、「もっとこじんまりとできねえのか」なんて言った。
「別にこんなとっ散らかす必要ねえだろが」
つまりはだ。暗に俺が、へたくそだって貶されているわけだ。
「はァ」
「だれのもんか判んねえ赤いもんだっちだちに床じゅう広げてよお。不衛生だし、業者に片して貰うのも手間なんだぞ。いいかげん覚えろっつったろ正しい方法。お前はほんと俺のいうこと聞かねえよな」
「はァ」
「難しいこと言ってんじゃねえよ。ただ、もっと無駄を省けっつってんの。やみくもに怪我人を増やさない。余計に刀を振るわない。なにごとも最低限で最小限。できるだろ?」
「さァ…」
「つうかさ、どこをどう張り切ったらこんな惨状になんだよ。お前どういう動きした?適当に、とかいわねえだろな」
もちろん。
適当に、返す。「はァ」。我ながら気の抜けた返事。
(なんでェ文句があるならテメエが代わりやがれ、そんかわり俺が副長ですぜいいでしょう)
…はたまた、リクエストにお応えして。
(わかってねえなあ土方さん。これはね、まず出会いがしらに顎の下を一突き、次に、)
これはない。お愛想、肩を竦めつつ得意げに講釈を垂れる元気なんて、とっくに残っていないもの。
悪趣味だ。
どんなふうに、だなんてすけべ親父の質問みてえ。
なんで年寄りって話が長いんだろう。つべこべつべこべと。
斬った、はいおしまい。でいいじゃんか。
ずずずと地面に刀の先で線を引く。
こっちに入ってこないでね、と心の中で唱える。じゅもん。呪詛。まじないの言葉。
ここからむこうは口喧しい爺の国だから、「土方さんは」こっちに入ってこないように。
俺はむうむう呻いている怪我人を背に、対岸の土方さんを見る。
説教なんて右から左へ抜けてしまう俺の素敵な体質をようやく思い出したらしい土方さんは、いつのまにかてきぱきと、ほかの隊士に指図して、副長様っぷりを発揮していた。
そのすぐ横を、さっき俺が斬った奴らが後ろ手に縛られたまま、うちの白くてどでかいワゴン車に運ばれていく。
悪党だったらそこであがけ、と思う。
ちょうどそこに居る色男なんて手頃ですよ、どうでィ最後にひと花咲かせて、ガツンとやってみるってのも一興だぜィ…
「本件参考人全員確保しました。これより出発いたします」
「御苦労。」
俺のささやかな願いごとを華麗にかわしつつ、なにごともなくエンジン音を響かせたワゴン車は、あっという間に見えなくなった。
「ちっ…」
「なーに舌打ちしてやがるコラ」
「いいえ」
「んで?」
「なにか」
「お前はどっか痛くしてないの?」
「してやせん」
「ほんとかぁ?」
「当然」
「お前すっげえ、カオ強張ってんぞ」
ポケットに手ぇ突っ込んだままだるだる歩きやがって、人のことはいっつもだらしないって言うくせに。とぼんやりしていたのがまずかった。
気がついたころにはとっくに、俺の定めた国境は某爺の革靴のかかとにあわれ、じゅうりんされてしまっていた。
頬に乾いた手が触れた。
はっとして鼻の頭に、皺を寄せる。
「んだよ、ねぎらってやってんのに」
「そいつぁ気付きやせんでした」
「…現場に不慣れなのもわかるけどよ、ちったあ周り見ろよ」
「んなこと、」
「あるだろ」
「…」
気がつけば。
俺の聴覚と視覚、半径10センチ以内の空気までも取っちゃってる。
「心配されたくねえんだろ、総悟?」
「…そりゃあもう」
「俺はしたいけど」
「したら殺す」
「すんのは自由だろ」
「無駄ですぜ」

土方さんこそ、省くとこ間違ってると思うのに。さ。
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