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火曜日

藤の花の匂いってたまらん。ほかの花って「鼻炎がひどくなるじゃあないか焼き払え」とすら思ったりするけど。
五月いっぱいは日記短いかもしれません。

しかし昨日は月曜日だったじゃないか。さらっと感想。
・そこってジライアさんのテリトリーじゃないの?いいの?(流し読みしたら銀さんが因縁つけてるみたく見えた)
つくよたんの戦いじゃないのかなー。そんな深く足つっこんでまっていいの?オイオイ知らねえよ?
つーかそこまで自己投影されっと迷惑じゃない?つくよたんはそれくらいの方が好き?我儘は?男の罪?それを許さないのは女の罪?
完結するまで見守ろう。
・べるぜのギャルがえれえかわゆいじゃあないですか。むふー。
・「ねりねり練り歩く」って好きな言い回しだからいぬまるくんで使ってて嬉しかったです。今週も和みました。手がたく和めてありがたい。

以上。
折り畳みで小話です。
さっきの飯屋は外れだった、から始まった。
それが運転が荒い、煙草が臭い、死ね死なないに発展しただけの話だ。要はいつものこと。

力任せ、叩きつけたドアは思った以上に派手な音を立てた。
即席のガラスのショウケース。
たった今閉じ込めた中身は、黙っていればの小奇麗な造作、マネキン顔。
ただし黙っていれば。
だが黙っていたためしがない。
口が悪い。口を開かなくとも、素行が悪い。柄が、性根が悪い。ついでに頭も。
俺がそらでこいつの成分をあげていっている間にも、言わんこっちゃねえ。
眼があった途端に、びし、と中指一本。おおいやだ。
ついでに「く た ば れ」って、窓を隔てていてもわかるようにって思いやりのこもったサイレントメッセージ、唇だけの動きで俺に伝えるから。

跳ねるようにボンネットを越えてその勢いで、ドアをもぎとるように開けた。
ロックを忘れる癖が直ってない。学習しねえ馬鹿が悪い。車内に滑り込めば、シートの上に片膝を立てた糞餓鬼が、盛大な舌打ちで歓迎してくれた。

「なんでェあんた、歩いて帰んじゃねえのかよ」
「馬鹿言うなせっかくのドライブだってのに。てめえも助手席がカラじゃさみしいだろ」
「ご心配なく。そのへんの別嬪なねーちゃん引っ張り込むにゃあ、助手席が空いてた方が好都合ってもんでさァ」
「んなナマ言って、女じゃたたねーくせに」

やはり有効。
ぶん殴るよりなによりも、これさえ口にすりゃいい。
なんで知ってるの、って顔をする。笑うよ、いっそ。
なんで知らないなんて思えるんだ。これだけそばにいて、嗜好のすみずみまで熟知してるに決まってんのにさ。

「あんたなんか、」

ない知恵をしぼって、総悟が震える唇で、言葉を選ぶ。
俺に渾身のわるぐちを。

「…土方さんなんかさァ、俺の顔見ただけで たつくせに!」
「……」

なんで。
なんで知ってんの、ってそりゃお互い様だよな。

乳歯まだ残ってんじゃねえのってくらい幼い口元の桜色。
どうせ元から期待しちゃいないけど、ねえどうか。
その口の、活用法を教えてやろうか。
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