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日曜日

今期のプリキュア、前作より更に面白いです。
「もう・・・この幸福の王子!!」とか「私じゃツバメになれない?!」とか痺れるわ~台詞もアクションも二話現在文句なしなので次回もそわそわしながら視聴しようと思います!

折り畳みで小話です。
これおみやげです、と総悟から手渡されたのは南国の木の実がぶら下がったキーホルダーだった。
世界一周まであとちょっとでしたなんて毎度吹いているけれど、満更冗談でもないかもしれないなんて思い始めている。

「おひさしぶりです」
「言いたいことは色々あるが」
「はい」
「このバカ」

どろどろのぱさぱさだ。
濡れタオルで足を拭かせてから、汚れものは洗濯機に突っ込んでがしがし回す。
「オシャレ着洗いにしてくだせー」とかほざいていたが無視だ。

風呂場から戻った総悟にバスタオルを投げつける。
総悟は「あ、どーも」と受け取って、洗濯機を凝視する俺の横にとととと擦り寄る。「いやー文明って感じですねえ」だからお前はどこに行ってきたんだ。なにしにいってたんだ。思わずため息が漏れる。

「お前これで電車乗ってきたのかよ・・・」
「やだなァんなわけねーじゃん」
「は?」
「そこで雪合戦やってたんでさァ。春ですねえ、だいぶ泥混じりだったせいでこんなナリになっちまいやして」
「お前」

衝動的に、総悟の頭に乗っかっていたタオルごとがしっと掴んで、「ば か か」と一字一句はっきりと発声した。叱るつもりで。
肝心の総悟ときたら、ぱちぱち瞬きして、「ちゅーされっかと思いやした」といたってけろっとしている。
春はお前だ。





「もう俺仕事行くから、外出るなら鍵掛けろよ」
「鍵?」
「置時計のあたりに置いてるから。あと、冷蔵庫のもんは適当に食っていい。マンション出て一分くらいのとこにコンビニもあるし」
「・・・・・・土方さん」
「あ?」

これ、と総悟が掲げたのは紛れもなく俺のうちの鍵で。
ああそれだよ、ちゃんと戸締りしてくれよとそれだけの話のつもりだったのになぜか総悟は林檎のように真っ赤になっていて。

鍵には、歴代の総悟の旅行みやげがぶら下がっている。

「趣味悪ぃんじゃないですか・・・」
「うっせーよ誰のせいだ」
「外しやしょうよこんなん」
「いいよ俺趣味悪いから」

急にしおらしくなった総悟が、「・・・知ってる」つって口を尖らした。俺の袖をちょんとつまみながら。
今日は久々、帰宅するのが楽しみな、そんな予感。
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