金曜日 パズーが男前すぎてつらい モコさんはギャラクシーモ郎さんにいいように使われ過ぎじゃないですか?ちょっと説教せにゃあならんな、うむ(茶番だ茶番が行われている)え、初描きとは思えないレオリオぶりなんですけど実はモコさんファンなんじゃないのレオリオの。モコメンリストの中にこっそりいるんじゃないの・・・!! 気が付いたら深夜じゃないか。折り畳みで小話です。 袖から出ている糸を、つーっと引っ張った。 よくないなと薄々気付いていたけれどやっぱりそうだ。袖のところの布地がぎざぎざに寄って、みっともないことになってしまった。 こういうことはよくある。 だめになる前にいくらでも方法があるのに、一度選んでしまうとやり直してもう一度、というのがもったいなくてできない。 靴を履いた後の忘れ物だとか、曲がり損ねた街の角とか、「あ、しくじったな」そう思っても正さずに、ずるずると、しくじったままにすすめてしまう。きっとだらしがないっていうんだ、こういうの。 縫い目のほつれを凝視して、溜息をついた。 「聞いてるのか。」 上から振ってきた声に呼び戻されて、目玉だけで返事をした。聞いてなかった。 「なにか大事なことでもおっしゃいましたかねェ」 「ほんとに聞いてなかったんだなお前」 「へえ」 「・・・だからさ、俺と、」 この人は十年もの間、俺の悪意と暴力から逃げることもせずに、楽々いなしてたある種の変態だ。 真面目な話があるというからついに愛想をつかされたのかと心当たりにおびえていたのに、まさかの展開。 げてもの好きはどこにだっているものらしい、こんな身近にも。 それをいったら俺の嗜好もどうかって話ではあるけれど。 道ならぬ恋とかいってみたいだけ。まわりを気遣うほど、まわりはこっちを気にしていないものだって知り合いの博識ななんでも屋もいっていた。 しくじりつづけているけれど、満更でもない。 幸せになる。 PR